こんにちは、こいぬママです。
先日、こんなツイートをしました。
子どもがいるからブログ書けないっていうツイートを見かけてめちゃくちゃ共感。
言い訳にしたくなくて夜更かし早起き試してみたけど、子どもも一緒に起きてくるから作業にならない😂
ぐっすり寝てくれるようになるまでは、仕方ないよね。
— こいぬ@プチ田舎で子育て中 (@inumama00) January 9, 2019
子育てをしていると、ブログだけでなく色んなことができなくなります。
あたたかいコーヒーをゆっくり飲めないとか、行きたいときにトイレに行けないとか、お風呂の後ゆっくりドライヤーをかけられないとか。
やりたいことを思うようにできない毎日の繰り返しで「子どもがいると○○できないなあ」と、つい呟いてしまうママさんはたくさんいらっしゃると思います。
そんな時、「子どもが邪魔なら産まなきゃよかったのに」とか「愚痴ってる暇があれば実現できるよう努力すれば?」などというズレたリプライをする人たちがいますよね。
直接リプライではなく、エアリプで意識高いツイートをかぶせてくるような人もいます。
私もそういったリプライを貰ったことがありますし、同じように心無いリプライを貰ったママさんをたくさん見かけてきました。
ママさんを非難するようなリプライを見かけるたびに「違う、そういう意味じゃないんだけどなあ…」とうんざりします。
「子どもがいるから○○できない」はママの愚痴ではなく、ただの事実なのです。
「子どもがいるからできない」は事実を呟いているだけ
ツイッターは名言からくだらないことまで何でも呟けるツールですよね。
私を含む子育て中のママさんたちは、育児の気分転換にツイッターを利用している方が多いと思います。
子どもと過ごす日々はとても幸せですが、ストレスが溜まることも多々あります。
誰かと会話できれば気持ちが落ち着くようなことでも、日中は言葉を話せない子どもの相手。夫の帰りは遅い。そんな理由から大人と会話をする機会が極端に減ります。
私も夫の帰宅が遅いため、子どもが寝ている間にツイッターをよく見ていました。
今日は子どもがこんなことをして可愛かったとか、イライラしたとか、疲れたとか、日常の何でもないことをツイッターに呟くことで自分を保っていました。
1年ほど前、私がツイッターで経験したやりとりをお話しします。
当時、私の子どもは生後8ヶ月。
夜泣きと後追いと極端な人見知り、加えてつかまり立ちが一気に始まって大パニックでした。
夫は毎日0時前後に帰宅するような仕事をしているため、頼ることはできません。
出産前から平日は夫に頼れないことを覚悟していたつもりでしたが、実際に夜泣きが酷くなるとワンオペ育児はとても辛かったです。
そんな時、タイムラインで親子で登山の記事を見かけました。
登山は、妊娠してから諦めざるをえなくなった私の趣味のひとつでした。
子どもがもう少し大きくなれば一緒にいけるかな…。そんなことを考えながら「今は子どもが小さいから登山に行けないなあ」と呟きました。
その呟きに噛み付いてきた人がいたのです。
「言い訳ばっかりせずに、やりたいならやればいいのに」
衝撃でした。この人は一体何を言っているんだろう?
寝不足でめちゃくちゃな脳では理解ができませんでした。
その方はかぶせるようにエアリプを続けます。
「言い訳ばっかりして実行しないのはただの甘え」
「できない理由は自分にある。子どものせいにするな」
いやいやいやいや、おっしゃる意味はわかりますけど。
ビジネスではその通りかもしれませんけど、それって0歳を育児中の母親に当てはまることですか?
「子どもがいるから登山できない」って、私の中では言い訳でも何でもなく、ただの事実でした。
今は無理だけど、いつかできるようになりたいな。そんな意味をこめていました。
むしろ子育て中のママさんの呟きって、見る人によっては愚痴に見えるけれど、ただの事実を呟いていることが大半のように感じます。
「今日は雨が降っているから洗濯物が干せないなあ」とか、そんなレベルのことだと思うのです。
洗濯物の場合は部屋干しにするとか乾燥機を使うとか代替策がありますが、育児に関してはちょっと難しいですよね。
例えば「息抜きに外出したい」とか「友達とランチに行きたい」という程度の欲求なら、パパに子どもを預けるなどの対策が可能です。
私の場合は登山です。
とても好きなことではありますが、わざわざ0歳児を預けてまでしたいことではありません。
0歳児の育児が最優先で、登山は時が経てばまた再開できる趣味です。
そんなレベルのことに「実行しないのは甘え」と言われてもねぇ…。(苦笑)
結局、当時の私は連続して1時間も眠れないような極限状態で、こんな変な人に子育てのことで絡まれるのは嫌だ!とツイッターだけでなく育児ブログを消去してしまいました。
こいぬママ
なぜママの呟きに噛み付くのか?
このようにママさんの呟きにいちいち噛み付く人がいるのはなぜでしょうか。
私は単純に「母親の愚痴をこぼす態度が気に入らないから」だと考えています。
そんな人に噛み付かれたときは「子育ては大変だから好きにツイートするくらい良いでしょう!」と当たり前のことを訴えても無駄に終わることが多いです。
なぜなら、噛み付いた人は「ママの態度が気に入らない」のであって、子育ての大変さを理解しようという気持ちが無いからです。
むしろ「子育ての大変さを理解している」つもりで「そのくらいのことで愚痴を言うな!」と、自分勝手な理想の母親像を押し付けてくる人が多いです。
私が絡まれた人もそのパターンでした。
意識高い系のツイートが多かったので、私の後ろ向きにも見える態度が気に入らなかったのでしょう。
会社の上司部下の関係なら理解できたとしても、顔も知らない赤の他人の行動に文句をつけたがるなんて、おこがましいにも程があります。
ですから、子育て中のママの態度を見てイライラしがちな方にお願いがあります。
「子どもがいるから○○できない」
こんな呟きを見かけても、「ああ、このママさんは今やりたいことができないんだなあ」と、文字通り受け取ってそのまま流してください。
出産・育児は綺麗ごとだけでは済まないことがたくさんあります。
ママだって自由にしたい!という前向きさも大事ですが、何もかも自由にできるわけではありません。人間をひとり育てるということは、それくらい重いことでもあります。
ほとんどのママさんはそれを承知で育児をしているので、外野からの「やりたいことをやればいい!」なんていうコメントは、いちいち必要ありません。
最後に、子育て中のママさんへ。
心無いリプライをもらっても落ち込まないでください。あなたの味方はたくさんいますから!